痩せすぎは不妊症の原因になるの?

自分の体型や体重を気にしたことがある人は多いかもしれません。
モデルや芸能人の体型に憧れて、ダイエットをしたことがある人もいるのではないでしょうか？

不妊症にはさまざまな原因がありますが、痩せすぎも不妊の原因になります。

今回は、痩せすぎと不妊の関係についてご紹介します。

不妊と痩せすぎってどう関係するの？

痩せすぎると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れると、体にさまざまな不調をきたします。

巷にはさまざまなダイエット情報があふれていますよね。
多くの女性にとって「痩せたい」という欲求は、永遠のテーマなのかもしれません。
自分は太っていると思って、極端に食事制限をするなど、無理なダイエットをしたことがある人もいるでしょう。

無理なダイエットをすると、脳からの指令は生命維持のための器官に優先的に働きます。
そのため、生命維持に直接関わらない子宮や卵巣へのホルモンの指令は後回しになります。

痩せすぎることで、体の脂肪も減り、冷えの原因にもなるので、こうしたダイエットは不妊と大きな関係があるといわれています。

妊活に適した体型って？

あなたは「BMI」という言葉を聞いたことがありますか？

BMIはボディマス指数といって、健康的な体型の目安となり、世界的な基準となっています。
健康診断や人間ドックなどを受けたことがある人は知っているかもしれませんね。

18.5未満は痩せすぎ、25.0以上は肥満体型と判断されます。

妊娠にはBMIと体脂肪が大きく関係しており、痩せすぎていると妊娠しにくいといわれています。
BMIが19未満(痩せすぎ)の場合、標準体型の女性に比べ、妊娠するまでの期間が4倍ほどかかってしまうという研究データも報告されています。

妊娠するために推奨されているBMIは20～24とされています。

BMIだけではありません。
体脂肪率が低すぎる場合も、月経不順、無月経、排卵障害のリスクが高まります。

女性の体脂肪率の理想は、一般的に22~28%未満です。

BMIと体脂肪は、自分の体の機能を守るための大切な基準となります。
両方バランスよく意識するようにしましょう。

ホルモンバランスを整えるためにはどうしたらいいの？

休息をとる

仕事と妊活や不妊治療を両立させてる人は多いと思います。
仕事をしていると、なにかと疲れやストレスが溜まりますよね。

疲れやストレスはホルモンバランスを崩す原因でもあります。
お風呂にゆっくりつかり、早めに寝て、疲れをとるようにしましょう。

早寝早起きをする

よく「美容のために22~2時までの間に就寝しましょう」と言われますよね。
これは、妊娠しやすい体を作るためにも大切なことです。

ホルモンの多くは寝ているときに作られます。
ホルモンだけでなく、自律神経を正常に戻すためにも、早寝早起きを心がけたいですね。

大豆製品を摂る

大豆にはイソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同じ働きをすると言われています。
豆腐や納豆、豆乳など、大豆製品を積極的に摂ることを心がけましょう。

 

私もホルモンバランスを整えるために、22時には寝るようにしています。

また、母から「豆乳は体にいいから飲みなさい」と言われてから、毎日飲むようにしています。
たまに忘れてしまうこともありますが、妊活の1つとして続けています。
豆乳は味が苦手という人もいると思いますが、最近はいろいろな味の豆乳が売られているので、続けられやすいものを見つけてみるのもいいですね。

まとめ

①痩せすぎによってホルモンバランスが崩れる

②ホルモンバランスの崩れは不妊の原因となる

③ホルモンバランスを整えるには、休息をとる、早寝早起きをする、大豆製品を摂る

 

「痩せたい」という欲求は、女性なら誰しも持っていると思います。
しかし、妊娠しやすい体になるためには、標準的な体型が１番適しています。

赤ちゃんを授かりたいと思うのであれば、無理なダイエットをやめて、バランスよく食事をしながら妊娠しやすい体づくりをしていきましょう。

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