授かるための身体づくり

妊活中は水分摂取が重要!

私たちの体の約60%は、「体液」とよばれる水分でできています。
水分は、人が生きていくうえで欠かせないものです。

しかし、水分を摂ると、トイレが近くなったり冷えやむくみが気になるからといって、あまり摂らない人もいますよね。

妊活中は、水分を摂ることがとても大切です。

今回は、妊活と水分摂取について、妊活中におすすめの飲み物についてご紹介します。

水分摂取の必要性


あなたは、毎日どのくらいの水分を摂っていますか?

私は、出かけたりすると、食事の時以外で水分を飲むことが少ないんです。
主人も水分をあまり摂らないので、2人で意識しなければいけないですが、習慣にするのはなかなか難しいですね。

体の約60%を占める「体液」には、どのような役割があるのでしょうか?

・血液を循環させ、汗を出して体温を一定に保つ

・筋肉を動かす働き

・酸素と栄養分を全身に送る

・老廃物を体外に出す

私たちの体は、汗や尿などで水分が排出されています。
その量は、成人では1日に2~3ℓも失っているといわれています。

体内の水分は、体重の2%を失うだけで体調不良を起こしてしまいます。

では、水分をしっかり摂ると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

・体温が上がる

・美白になる

・血液がサラサラになる

・リンパの流れがよくなる


水分をしっかり摂ることで、体の機能を活性化させ、体調を整えてくれます。

1日の摂取量を補っていれば、体の中に水分は保たれますが、ただ飲めばいいというものではありません。
水分摂取のポイントは「こまめに摂る」ことです。

なぜなら、一度にたくさんの水分を摂ってもうまく吸収することができないからです。
1回に飲む量を200ml程度にし、こまめに摂るよう心がけましょう。

妊活中はどのくらい水分を摂ればいいの?


先ほど、12ℓほどの水分を失っていると話しましたが、妊活中でも同じぐらいの水分量が失われています。

そのため、成人は体重1㎏につき40~50mlの水分が必要です。
たとえば体重50㎏の人であれば、12~2.5ℓほどの水分を摂取しなければいけないことになります。

妊活中はとくに、骨盤内の血流をよくすると妊娠しやすくなると言われますよね。
体を動かすことで血流量は増えますが、水分を摂ることも大切です。

私は昔からあまり水分を摂っていませんでした。
看護師という仕事柄、休憩の時以外は何も口にできなかったので、水分量がかなり不足していたと思います。
そのため血流が悪くなり、冷え性や頭痛、便秘というつらい思いをしてきました。

こまめに水分を摂る習慣がなかったので、意識をしてもなかなか改善することができませんでした。
今は、2時間おきに水分が摂れるよう、携帯のアプリを利用しています。
そのため、今までよりも水分を摂れるようになりました。

水分を摂らなきゃいけないと分かっていても、水だけでは飽きてしまいますよね。
また、冷たいものは体を冷やす原因になるので、妊活中には避けたいものです。

では、妊活中にはどのような飲み物がいいのでしょうか。

妊活中にいい飲み物とは?

飲み物を飲むときは、常温か温かいものにしましょう。
白湯がおすすめですが、水分を摂る方法は他にもいろいろありますよ。

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食事の時に味噌汁やスープをプラス
水分は、お茶や水だけではありません。
食事の時に飲む味噌汁やスープも含まれます。
食事のメニューとしても1品になるので、献立を考えるのも楽になりますね。

ショウガ紅茶
ショウガは体を温める食品として有名です。
紅茶も体を温める飲み物と言われています。
その2つが一緒になっている飲み物ですので、妊活中にぜひ取り入れたいですね。

ココア
ココアは冷え性改善にいいと言われるだけでなく、リラックス効果もあります。
砂糖が入っていると、体を冷やすこともあるため、無糖のものを選びましょう。

体を温めながら水分を摂る方法はいろいろありますが、逆に体を冷やす飲み物もあります。

たとえば緑茶や牛乳、カフェイン飲料、アルコールなどです。
体を冷やす飲み物は妊活中は避けましょう。

ちなみに私は普段、ごぼう茶を飲んでいます。
便秘でもあるため、できるだけ食物繊維を摂るようにしているんです。
また、ごぼう茶はノンカフェインなので妊活中にとてもおすすめですよ。

まとめ

①人の体は1日2ℓほどの水分を失っているため、こまめに水分を摂ることは重要

②1日に必要な水分量は、体重1㎏につき40~50ml。2ℓは摂るようにしましょう。

③妊活中は、体を冷やす飲み物はなるべく避け、温かい飲み物で冷えを防ぐことが大切

妊活中は、積極的に水分を摂るようにしましょう。

基本的に体を冷やさないように、飲み物は常温かホットで飲むようにするのがポイントです。
体を冷やすと言われる飲み物もたまに飲みたくなると思いますが、できるだけ少量にしましょう。

赤ちゃんを授かるために、冷えのない体づくりをすることが大切です。

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あーたん

あーたん

子供の服を作るのが夢。夫婦仲良く妊活中です。