授かるための身体づくり

体のゆがみは不妊の原因になる?

あなたは体の歪みを気にしたことはありますか?

体が歪むと、いろいろなところに支障が出てきます。
また、骨盤が歪むことで不妊の原因ともなると言われています。

今回は、体の歪みがもたらす影響と、歪みを治す方法についてご紹介します。

体が歪む原因とは?


体の歪みは、普段の生活の動作が原因となって引き起こされます。
あなたは、こんな習慣をしていませんか?

・バッグをいつも片方の肩や手に持つ

・よく足を組んで座る

・うつ伏せで寝る

・女の子座りをする

上記の4つは誰もが何気なくやっていることではないでしょうか。
私もバッグを片側だけで持ったり、座ると無意識に足を組んでしまいます。
とくに痛みを感じるわけではないため、骨盤が歪んでいることに気づかないかもしれませんね。

体の歪みと筋肉には大きな関係があり、運動不足で筋肉が衰えていたりすると骨盤が歪みやすくなります。
また、冷えやストレスなどで筋肉が固まってしまうことで、歪みを引き起こすとも言われています。

骨盤の歪みが妊活に与える影響とは?


自律神経の乱れ

骨盤の歪みによって、自律神経の乱れが起こります。
そのため、腰痛や頭痛、生理痛などの症状が出ます。
自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れるため、不妊の原因につながる場合もあります。

子宮や卵巣の機能低下
骨盤が歪むと、骨盤内の血流が悪くなります。
子宮や卵巣が圧迫されることで、血流も悪くなり、ホルモン分泌に影響します。
妊娠に必要なホルモンであるため、きちんと分泌されなければ、排卵障害や着床障害につながり、妊娠しにくい状態になる可能性があると言われています。
血流が悪くなれば、冷え性にもつながるので、妊活への影響は大きいですね。

子宮の向きの変化
骨盤は左右だけでなく、前後にも歪みます。
そのため、子宮の向きが変わり、不妊治療で受精卵を戻したとしても、子宮に保持されにくくなるとも言われます。

骨盤の歪みを治すには?


歪みを治すといえば、整骨院などで骨盤矯正の施術を受けるという方法があります。
しかし、たった一度で歪みが治るわけではありませんし、通い続けるには時間もお金も必要です。
仕事をしていたり、育児で忙しかったりすると、なかなか定期的に通えないですよね。

普段から、自宅で手軽に骨盤矯正ができれば、空いた時間にいつでもできますよね。

ここからは、自宅でできる歪み改善についてご紹介します。

自宅で手軽にできることと言えば、ストレッチですね。
でも、あれもこれもと取り入れると長続きしないものです。

そこで、簡単にできる方法をご紹介します。

1.仰向けに横になる

2.両膝を立てる

3.両膝をくっつけた状態で、左右に倒す

これなら、寝る前や時間のあるときにできそうですよね。
私も気づいたときにはやっています。

しかし、これだけでは、骨盤を正しい位置に戻すことはできません。
普段の動作や癖を直すことも必要です。
いくらストレッチをしても、普段の動作を直さなければ、またすぐに歪んでしまいます。

・バッグはなるべく片側ずつ交互に持つようにする

・足を組まないように気を付ける。もし難しければ、左右交互に組むようにする

・女の子座りをやめ、正座や足を投げ出して座るようにする

少し意識を変えるだけで、骨盤の歪みを改善することにつながります。
普段の習慣やクセを変えるのは、なかなか難しいと思います。

私も足を組まないようにしたり、片側だけでカバンを持たないように気をつけています。
どんなに意識をしても、気がつくと普段のクセが出てしまうことも多いですが…。

独身の時は、骨盤の歪みから腰痛もあったので、整体に通っていたんです。
結婚してからは、なかなか通えなくなってしまったので、家でストレッチをすることを心がけています。

まとめ

①日常生活の動作や運動不足による筋肉の衰えが、骨盤の歪みにつながる

②骨盤が歪むことで、自律神経の乱れや子宮・卵巣の機能低下、冷え性などの不妊の原因になる

③骨盤の歪みを治すにはストレッチが効果的

普段の習慣やクセを直して、骨盤を正しい位置に治すことが、妊娠しやすい体に近づけることにも繋がります。
長年の癖で歪んでしまった体は、なかなか治せないことかもしれませんが、自分の体をケアすることはとても大切です。
少しずつ歪みを改善して、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。

The following two tabs change content below.
あーたん

あーたん

子供の服を作るのが夢。夫婦仲良く妊活中です。