バスタイムはゆったりとリラックスできる大切な時間ですよね。
でも忙しくて、湯船につからずシャワーだけで済ませてしまうこともあると思います。
入浴時には、しっかり湯船につかることをおすすめします。
冷え症に悩む女性は多いですが、湯船につかることで体を芯から温めることができます。
また、お風呂の入り方を工夫することで、不妊の原因を改善することにもつながります。
今回は、効果のある入浴法やリラックスできる方法についてご紹介しますね。
入浴による効果とは?
温かいお風呂に入ると、心身ともにリラックスできますよね。
それは、湯船につかって入浴することで、体に作用する3つの効果があるためです。
◇温熱作用 / 体が温まり、疲れが取れる
湯船につかると毛細血管が広がり、血流がよくなります。
そのため、新陳代謝が高まり、体の疲労やコリをほぐしてくれます。
お湯の温度によって効果が変わってくるため、自分に合った温度で調節しましょう。
42~44度の場合…交感神経を刺激し、活動的になります。
35~38度の場合…副交感神経が働いて落ち着いた気分になります。
◇水圧作用 / 血流がよくなる
湯船に浸かると全身に水圧がかかります。
その圧力で、手足に溜まった血液が押し戻され、全身の血液やリンパの流れがよくなります。
また、腹部にかかる圧力で肺が押し上げられ、肺の中の空気が少なくなります。
そのため、呼吸が増え肺呼吸が活発になります。
◇浮力作用 / リラックスできる
海やプールに入ったときに体が浮くように、実はお風呂でも浮力が働いています。
湯船につかることで体が軽くなり、全身の筋肉の緊張がほぐれます。
そのため、心身ともにリラックスができるんですね。
入浴にはこのような作用がありますが、体に良いとされる温度や湯量は適温、適量でないと逆効果となることもあります。
妊活中におすすめの入浴法とは?
では、妊活中に効果的な入浴法とはどういうものでしょうか?
・38~40度の少しぬるめのお湯につかる
・20分以上湯船につかる
・半身浴をする
熱めのお湯につかることが好きな人もいるかもしれませんが、熱いお湯に入ると交感神経が活発になるため、就寝前の入浴には適しません。
38~40度のぬるめのお湯につかることで、副交感神経が活発に働いてリラックスできるため、良い睡眠にもつながります。
しかし、ぬるめのお湯でも肩までしっかりつかると、長く入っているのがつらくなってきますよね。
体を芯から温めるためには、半身浴をおすすめします。
20分以上つかれば、十分温まることができるでしょう。
妊活中の入浴を快適にするおすすめグッズ
お風呂に入るとリラックスできますが、ただ入浴をするだけでは物足りないと思ったことはありませんか?
バスタイムを快適にしながら、さらにリラックスもできる入浴グッズがあれば、ストレス解消や疲労回復にもなります。
では、おすすめの入浴グッズをご紹介しますね。
入浴剤を入れて楽しむ
誰でもすぐにできる方法ですね。
好きな香りに包まれながら温かい湯船につかる時間は、まさに至福の時です。
入浴剤の代わりにアロマオイルを入れるのもおすすめです。
さっぱりとした柑橘系の香りや、妊活専用のアロマオイルなどもあるので、試してみるのもいいですよ。
好きな音楽を聴きながら
好きな音楽を聴くことで、気分転換にもなります。
スマホをお風呂に持ち込んで、音楽を聴いているという方もいるかもしれませんが、心配なのが水没ですよね。
最近では、お風呂で使える防水スピーカーもたくさん出ているので、活用してみてはいかがでしょうか?
音楽を聴くだけだったら、とても便利ですよ♪
テレビや動画を見ながら
バスタイムを利用して友達と会話をしたり、動画を見る人も多いのではないでしょうか?
湯船に長くつかりたい時は、動画を見ているとあっという間なのでおすすめです。
防水対策としてスマホをジップロックに入れる方も多いと思いますが、操作がしづらくなってしまいますよね。
スマホ用の防水ケースを使うと、操作もしやすく動画もキレイに見れますよ♪
妊活中の私の入浴体験談
私は昔からお風呂に長く入ることが苦手でした。
そのせいもあるのか、手足がすぐに冷えてしまい、一度冷えるとなかなか温まらないくらいのひどい冷え性でした。
結婚してから妊活を始めるようになり、冷え性が不妊の原因になるということを知ってから、湯船にしっかりつかって体を温めるようにしました。
ですが、今まで入浴時間が烏の行水だった私には、長くつかっていることが辛かったんです。
その理由は、お風呂で時間を潰すことができないから。
結婚してからずっと、お風呂は旦那さんと一緒に入るようにしています。
夫婦で会話しながら入ることで、少しずつ湯船につかる時間が長くなりましたが、それでもせいぜい10分程度。
主人からは「長くつからなきゃダメだよ」とよく言われますが、難しいんですよね…。
そこで、お風呂でも見れるテレビを買ったんですが、これは本当に正解でした!
湯船につかりながら好きな番組を見れるので、長くつかることができるようになったんです。
今ではたまに入浴剤を入れて、香りを楽しみながらバスタイムを満喫しています。
まとめ
①入浴の温度や湯量によって体に与える影響は大きい
②妊活中には、ぬるめのお湯に半身浴で20分以上つかるのがよい
③自分の好きな入浴グッズを取り入れて、快適な入浴タイムを過ごすことで、授かる体に近づけることができる
入浴は温活になるとも言われ、リラックス効果もあります。
私のように、長時間湯船につかれない人もいると思います。
必ず20分以上入らなければいけないというわけではないので、自分のペースで入浴を楽しみましょう。
また、体調に合わせて、入浴時間を変えるのもいいですね。
あーたん
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