自然妊娠って何歳までできるの?

ここ数年、女性の社会進出が進み、バリバリと仕事をこなしている方が増えていますね。
その一方で晩婚化が進み、高齢出産をする方も増えてきているようです。

妊娠の適齢期は25~30歳と言われており、仕事をしている女性としてはまさに働き盛りの年齢です。
結婚して子供がほしいと思った時には、30歳を迎えている方も多いでしょう。

晩婚化が進んでいるとはいえ、不妊治療には高額な料金がかかるため、できれば自然妊娠を望む方がほとんどだと思います。
そうなると「自然妊娠は何歳までできるのか?」「高齢妊娠の場合、流産の可能性はどのくらいあるのか?」など気になることはたくさんありますよね。

私も自然妊娠を望んでいます。
32歳で結婚をし、すぐにでも子供がほしいと思っていました。
自然妊娠が可能なのか自分の体の状態を知るため、ブライダルチェックを受けたのですが、その結果、原因不明の不妊症と言われました。

不妊の原因は人それぞれですが、これから妊娠を希望する方、妊活しているけどなかなか妊娠できないという方は、一度ブライダルチェックを受けてみるのもいいでしょう。

自然妊娠は何歳まで可能？

女性は生まれた時から卵子の数が決まっており、初潮を迎え、月経があるたびに卵子の数が減少するといわれています。

生まれた時には約200万個ある卵子が生殖年齢になる時には10分の1まで減少すると言われています。
その後も排卵のたびに卵子の数は減り続け、自分が妊娠したいと思った時にいくつ残っているのかまでは分かりません。
そのため、年齢によって妊娠の確率が変わってくることは皆さんもご存じだと思います。

年齢によって妊娠率は変化していきますが、35歳以上になるとさらに確率が下がると言われています。
卵子の質が少しずつ劣化していくこと、いわゆる身体の状態でいう老化ですよね。

私も高齢妊娠と言われる年齢となり、不妊治療をしている中で、卵子の質の低下を医師から指摘されることもあります。
卵子の質を良くしようと色々なことに取り組んでいますが、なかなか改善することが難しいんですよね。
とは言っても、不妊治療をされている方の中で、私はまだ若い方とのこと。
年齢的に焦りがあることを担当医師に伝えると、私が通っている病院では、最も高齢だと45歳の方が不妊治療をしているとのことでした。

高齢妊娠・高齢出産って何歳から？

高齢妊娠・高齢出産とは35歳以上の年齢で妊娠出産すること。
WHOでも定義されていて初産の場合は35歳以上、２人目以降の場合は40歳以上と言われています。

最近、芸能人でも高齢出産をされている方が増えてきていますよね。
最近では東尾理子さんや加藤貴子さんなどが有名で、ほかにも多くの芸能人がネットやニュースなどで取り上げられています。

私はそんな情報を目にして、とても励みになる時があります。
「私より年上でも妊娠してる人がたくさんいるんだ」と思えると、不妊治療をもう少し頑張ってみようと思えるんです。
妊娠する人に嫉妬してばかりじゃ、きっと子供にお母さんとして選んでもらえないですよね。

では、高齢でも妊娠をし、無事に出産をするために大切なことは何でしょうか？

自然妊娠するために、何をしたらいいの？

子供が欲しいと望んでいる人にとって、自然妊娠で授かるということは、とても嬉しいことですよね。
病院に行って不妊の原因を調べてもらうことも大切ですが、普段の生活の中で、自分でできることもたくさんあります。

まず基礎体温をつける事。

朝起きた時に体温を測り、それをグラフ化することで生理周期や排卵日、ホルモンバランスを知ることができます。
排卵日を予測することで夫婦生活を行うことができますね。

基礎体温だけでは不安という方は、排卵検査薬を使ってみてはいかがでしょうか。
基礎体温と併用することで排卵日を特定することもできます。

他にも食生活を見直し、体にいい食事をとるよう心がけたり、体を冷やさないように気をつけたり、質の良い睡眠を心がけたり…
無理なく少しずつ取り組んでいきましょう。

まとめ

①高齢でも妊娠する可能性はある

②自然妊娠を希望するなら、まずは自分の体を知ること

誰でも自然妊娠はできると思います。
たとえ、私のように原因不明の不妊症と言われた人でも、妊娠するために努力することはたくさんあります。

高齢出産している芸能人も、きっと様々な努力をしているのではないでしょうか。
また、実年齢よりも若く見えること、活動的であること、などが高齢出産をした芸能人の方たちに共通しているように感じます。

自分の身体と向き合い、無理なく努力をすれば、妊娠や出産を迎える日がきっと来ると思います。
年齢で妊娠を諦めるのではなく、できることから始めていきましょう。