赤ちゃんの産み分けについて、きっとあなたも一度は考えたことがあるでしょう。
今回は、以下の内容についてご紹介します。
・どうやって赤ちゃんの性別が決まるのか
・希望する性別の赤ちゃんを授かるためにはどうしたらいいか
・産み分けに向いていない人はいるの?
Contents
赤ちゃんの性別は精子が決める
赤ちゃんの性別は、精子が持つ染色体によって決まります。
私たち人間の染色体は46本あります。
もしもこの染色体が、お父さんからとお母さんからのすべて子供に遺伝してしまうと、染色体は92本になってしまいますね。
そうならないように、赤ちゃんはお父さんとお母さんそれぞれから、半分である23本ずつの染色体をもらう仕組みになっています。
性別を決める染色体をX染色体とY染色体と言います。
女性はX染色体を2本、男性はX染色体とY染色体を持っています。
46本の染色体を2つに分けたときに、お父さんのX染色体とY染色体は必ずバラバラになり、どちらか一方だけが赤ちゃんへ引き継がれます。
お母さんからはX染色体しかもらうことができないので、生まれる赤ちゃんはX染色体を2本持つか、X染色体とY染色体を1本ずつもらうことになりますね。
赤ちゃんがX染色体を2本もらえば女の子、X染色体とY染色体を1本ずつもらえば男の子になります。
産み分けには排卵日が重要?
赤ちゃんの産み分けについて、確実な方法はありません。
しかし、希望する性別の子が生まれやすくなるための方法はあります。
それは、X染色体をもつ精子とY染色体をもつ精子の特性を利用した方法です。
一般的に、X染色体は酸性に強く、Y染色体はアルカリ性に強いと言われています。
ですから、膣が酸性の環境の場合は女の子が生まれやすくなり、アルカリ性の場合は男の子が生まれやすくなります。
では、産み分けを実践するにはどうすればいいのか見ていきましょう。
排卵日前後の性交のタイミングに気をつける
私たちの膣は雑菌が侵入・繁殖するのを防ぐため、普段は酸性に保たれています。
しかし、排卵日が近づくと膣の中は徐々にアルカリ性に変化していきます。
精子の寿命は2~3日と言われていますから、女の子を望む場合には排卵日の2日ほど前に性交をし、そこから1週程度禁欲します。
男の子を希望する場合には排卵日まで5日ほど禁欲し、排卵日に性交します。
女性のオルガズムに配慮する
女性がオルガズムに達すると、子宮頚管からアルカリ性の体液が出て、膣内はアルカリ性に傾きます。
ですから、女の子を望む場合には女性がオルガズムに達しないようにあっさりとしたSEXをします。
男の子を望む場合には女性がオルガズムに達するよう濃厚なSEXをするといいでしょう。
産み分けゼリーを使う
最近は産み分けゼリーというものも販売されています。
これは、潤滑ゼリーを酸性またはアルカリ性に調製してある商品で、SEXの際に膣の中に注入して使います。
他の方法に比べて確実に膣内のpHをコントロールできるのがメリットですね。
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産み分けに向いてない人はいるの?
産み分けによるデメリットは、妊娠率が下がるということです。
排卵日を配慮した産み分けではSEXの頻度が低くなりますので、その分妊娠率も下がってしまいます。
また、pHをコントロールすることによって、普通にSEXしていれば元気だった精子も弱ってしまい、本来なら受精出来た精子が受精出来なくなってしまうということも起こりえます。
ですから、次のような方は産み分けをおすすめできません。
・初産
・不妊治療中
・高齢出産にあたる方
初産の方は意外に思われるかもしれませんが、なかなか授からなかった場合に、不妊の原因が、
・産み分けによるものなのか
・自身やパートナーに原因があるのか
を把握しにくくなるためです。
他にも、パートナーの理解が得られていない場合や、「希望する性別の子でなければ絶対に産みたくない」という方にも、おすすめはできません。
病院で産み分けに協力してもらえるの?
病院では経膣エコーをすることで排卵日の予想が出来ますので、産み分けの参考にすることができます。
以下のHPでは産み分けに協力的な医療機関を一覧で紹介していますので、参考にしてみてください。
https://www.umiwake.jp/map/index
まとめ
①赤ちゃんの性別は精子が決める。
②産み分けに確実な方法はないが、排卵日や女性のオルガズムに配慮したSEX、産み分けゼリーの使用により、希望している赤ちゃんは生まれやすくなる。
③産み分けでは妊娠率が低下するため、初産や不妊治療中、高齢出産にあたる方にはおすすめできない。
希望する性別でない赤ちゃんが生まれると、毎日新しい発見があるそうです。
「想像していた生活とは違うけど楽しいよ!」と私の友人は話してくれました。
希望する性別の子が生まれるのはもちろん嬉しいですが、そうでなくても子供を授かるのはとても幸せなことですよね。
性別にこだわらず、あなたのもとにくる赤ちゃんにいっぱい愛情を注いであげてくださいね。
のびのびのんちゃん
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