子供を兄弟姉妹のいる子にしてあげたい!と思っている方は、少なくないと思います。
子供の年齢差はどれくらいがいいという話もたびたび耳にしますが、ベストタイミングはあるのでしょうか?
今回は二人目妊活を開始できる時期、兄弟姉妹の年齢差によるメリット・デメリット、そして二人目がなかなか授からない場合の受診についてご紹介していきます。
Contents
二人目の子供がほしい!いつから妊活再開できる?
二人目の子供がほしいと思った場合、妊活再開時期は悩ましいですね。
まず、体の状態としていつから妊活を再開できるか知っていますか?
授乳している期間は、お母さんの体の中に「プロラクチン」というホルモンが存在します。
このホルモンのおかげで母乳が出るのですが、このホルモンには排卵を抑制する作用もあります。
そのため、授乳している間は排卵しなかったり、リズムが一定でなかったりということが珍しくありません。
ですから、二人目の子供が早めにほしい場合は、断乳も視野に入れる必要があります。
ただし、一人目の子どもを帝王出産で出産した場合は、最低でも1年は避妊が必要です。
なぜなら、一人目の出産の際に子宮にメスを入れているので、その傷口が完全に塞がっていない可能性があるからです。
あまりにも早く二人目を作ってしまうと、その傷口から子宮が裂けてしまうこともあり得ます。
子宮が裂けると赤ちゃんはもちろん、お母さんの命にも関わります。
ですから、帝王切開の場合は必ず1年間は避妊をしてくださいね。
一人目の子供と二人目子供は何歳差がベスト?
ここからは、一般的に挙げられるメリット、メリットをここでは紹介していきます。
年齢差が小さい兄弟姉妹の育児のメリット・デメリットは?
【メリット】
・子育てが一気に終わる
・おさがりがすぐに使える
【デメリット】
・子供が小さいうちはとても忙しい
・入学や卒業などのイベントが近くなり、大きな出費が一度にのしかかる
年齢差が大きい兄弟姉妹の育児のメリット・デメリットは?
【メリット】
・一人目の子と意思の疎通がとれるため、比較的子育てが楽
・大きな出費が重ならない
【デメリット】
・子育てがひと段落したころに二人目の育児が始まるので、子育て期間が長くなる
・一人目の子供と二人目の子供で遊びが異なるので、一緒に遊ぶのが難しい
年齢差によって様々なメリット・デメリットがありますね。
一人目の子供と二人目の子供で何歳差を開けるかは、夫婦の考え方でベストのタイミングが異なります。
二人目がほしいと思ったら、子供たちの年齢差について夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。
二人目がなかなか授からない…通院って大変?
「一人目はすぐに出来たのに、二人目はなかなか授からない」という話を聞いたことはありませんか?
実は、一人目がすぐ出来たからと言って、二人目もすぐ出来るとは限りません。
二人目の妊活をする時には、一人目の時に比べ、確実に年齢が上がっています。
妊娠の確率は30歳を過ぎたころから徐々に下がり始め、35歳を過ぎると急激に低下します。
ですから、一人目の時に比べて妊娠はしづらくなるのです。
二人目が出来なくて悩んでいるのであれば、早めに不妊症外来への受診をおすすめします。
しかし、実際子供を連れての通院は可能なのでしょうか。
調べてみたところ、不妊治療専門のクリニックでは「お子様連れNG」としているところもありました。
また、お子様連れNGでないクリニックでも、他の患者さんが好ましくないと感じ、「子連れで来ている人がいて不快だった」という投稿をネット上に挙げているケースも見られました。
このような事情から、出来る限り子連れでの通院は避けた方が無難だと思います。
可能であれば家族や保育園、シッターさんに子供を預けて受診した方が良さそうですね。
事情があって子連れでないと受診出来ない場合は、産科もやっている婦人科を選ぶといいでしょう。
他にも赤ちゃんがいるので、不妊治療中の患者さんもそれほど気にならないのではないかと思います。
また、最近はこのような事情を汲んで「二人目不妊専門外来」を作ったクリニックもあるようです。
もしよければ病院選択の際の参考にしてみてくださいね。
まとめ
①授乳中は「プロラクチン」というホルモンの作用で排卵のリズムが乱れるため、二人目が早くほしい場合には断乳も視野に入れる必要がある。
②一人目を帝王切開で出産した場合には、最低1年避妊をする。
③一人目と二人目の年齢差のベストは、夫婦によって考え方が異なる。
④不妊症外来では子連れNGや子連れを快く思わない人もいるため、子供は預けて受診した方がよい。
一人目が出産できた分、二人目不妊では周りに相談しづらく、孤独になりがちです。
一人で悩まず、旦那さんや医療の力を借りてベストタイミングで妊娠できるといいですね。
のびのびのんちゃん
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