周りの妊娠報告がつらい…こんな気持ちへの対処法とは？

妊活中に突然のように耳に入る周りからの妊娠報告に、あなたはどんな気持ちを抱いてますか？

人の妊娠や出産を素直に喜べず、「なんで自分にはできないの？」「こんなに頑張ってるのに…」と思う方も多いのではないでしょうか。

私も友人や姉妹の妊娠をなかなか素直に喜べませんでした。
それと同時に、ネガティブな気持ちになる自分が嫌になっていたこともありました。

今回は、そんなネガティブな気持ちを乗り越えるための方法をご紹介します。

周りの妊娠が喜べないのは当たり前

私は、友人などの妊娠を知ったとき、素直に「おめでとう」と言えないことがいけないことだと思っていました。
でも、こんなに子供を望んでいるのにできないというのは、本当につらいことなんですよね。
だから、そんな感情を持つのは当たり前だと思うことにしたんです。

人は誰でも、自分にないものを他人が持っていると、それを羨んだり、妬んだりします。
それは、ごく普通の感情だと思います。
その気持ちを無理に押さえつけることは難しく、とても苦しいことです。
でも、その感情をそのまま気づかれてしまったら、周囲との関係も悪くなってしまいますよね。

ではもし、自分に子供がいて、周りに不妊で悩んでいる人がいたらどうでしょう。
もしもその人から妬まれたりしていたら、自分はどう思うだろう…と考えてみてはどうでしょうか。
逆の立場なら、嫌だと感じるかもしれません。

自分のマイナスの感情を、一度しっかり受け止めてみる。
そのうえで、周囲の人たちの立場に立って考えてみる。

どちらの感情も間違いではなく、それぞれの状況が生み出す素直な気持ちなのだということを知るだけで、気持ちがずいぶん楽になるかもしれません。

妊娠はタイミングが合えばできるもの

妊娠して出産をするということは、奇跡に近いものがあると思います。
妊娠は簡単なものではありません。
無事に妊娠をしたとしても、流産という悲しい結果を迎えることもあります。

妊娠は、いろいろなタイミングが合って、初めて成立するものです。
ですが、子供が欲しいばかりに、なかなかできない自分にイライラしたり、焦りを感じてしまう方も多いでしょう。

私もその一人です。

周りの妊娠報告を受けるたびに、焦りを感じてしまいます。
不妊治療を始めてから5年が経ち、今まで1度も妊娠したことがないのに、年だけ取っていくことがとてもつらいんです。

そんな時、友人から「夫婦の仲が良すぎるから、そこに子供が入り込めないんだよ」と冗談で言われたことがあります。
だから、そんな風に思うのもありだなって思ったこともありました。

「きっと、私たちが子供を授かるのは今のタイミングじゃないんだな」って思った時、少しだけ気持ちが楽になりました。

そんな簡単に気持ちなんて変えられないと思う人もいると思いますが、考え方を少しずつ変えてみることで、肩の力を抜いて妊活を続けていくことができますよね。

抱え込まずに吐き出す

妊活のつらさは、経験した人にしか分かりません。
誰かに聞いてもらいたいけど、分かってくれないと思ってしまいますよね。

あなたは一人でつらい思いを抱えていませんか？

旦那さんに話したり、ネットの妊活サイトで話すのもありだと思います。
旦那さんがなかなか話を聞いてくれないという方もいらっしゃると思いますが、妊活は二人で行うものです。
二人で同じ方向を向いて進んでいくためにも、夫婦の会話を大切にしていきたいですね。

つらい気持ちを正直に伝えて、時には気持ちを吐き出しましょう。

つらいときは思いっきり泣く

周りから妊娠報告を受けた時、つらくて涙を流してしまうことはないですか？

私は妊娠報告を受けるたびに泣いてしまいます。
また、リセットした時も泣けてくるんです。
でも、それは自分が子供を授かるために頑張っているから、赤ちゃんを望む気持ちが強いからこそ起こる感情なんですよね。

つらいときは思いっきり泣いていいと思います。
思いっきり泣いて、また次、頑張ればいいんです。

主人には涙を見せないようにしていましたが、自分の感情を抑えられなくなり、思い切り泣いてしまったことがありました。
主人は何も言わずに受け止めてくれ、それが何よりも心強かったことを覚えています。

マイナスの感情も夫婦で共有し、次に繋げる強い気持ちに変えていくことができれば、きっといつしか赤ちゃんが来てくれるはずです。

まとめ

①周りの妊娠報告を素直に喜べないのは、当たり前の感情

②妊娠はタイミングが大事

③思いっきり泣くことも乗り越えるきっかけになる

妊活を頑張っているのになかなか授かれないと、不安や焦りを感じる方はたくさんいらっしゃるでしょう。
また、周りから妊娠報告をされると、悔しかったり羨んだりすることは普通の感情です。
それをどう、うまく乗り越えるかがポイントなだけなんです。

マイナスの感情を抱いてしまうのは、あなただけではありません。
子供が授かれなくて悩んでいるのは、自分一人ではないことを忘れないでくださいね。