クライシスとは、英語で「危機」を意味する単語です。
妊活クライシスとは、妊活をすることによって訪れる夫婦関係の危機のことを言います。
妊活は夫婦が子供を望んですることなのに、どうして夫婦関係に危機が訪れてしまうのでしょうか。
今回は妊活クライシスに陥る原因と、対処方法についてご紹介します。
Contents
妊活クライシスはどうして起こる?
妊活クライシスが起こる原因は様々です。
ここで、妊活クライシスに繫がる例を3つ挙げてみたいと思います。
妊娠のタイムリミットに対する意識や気持ちが夫と妻でずれている
女性の妊娠しやすさは32歳くらいまでは緩やかに下降しますが、37歳を過ぎると急速に下降します。
近年はメディアによる不妊の報道も多くなされるようになったため、この情報は多くの人がご存知かと思います。
一方男性でも、25歳未満の男性に比べ、35歳以上の男性では、1年以内に妊娠に至る確率は1/2になるという調査結果が報告されています。
しかし、この事実については女性の不妊に比べ、あまり知られていません。
古くから存在する「子供が出来ないのは女性が原因」という間違った知識なども相まって、男性の加齢も不妊の原因になるという意識が、まだ社会に浸透していないのです。
妻はタイムリミットがあるから早めに妊活をはじめたい。
一方夫は、そんなに焦らなくても自然に妊娠できると思っている。
このような妻と夫の加齢に対する意識の差が、妊活クライシスの原因のひとつです。
男性と女性で治療内容に差がある
いざ不妊治療が始まると、女性は精神的にも身体的にもかなり負担が増えます。
家事や仕事に加え、病院への通院もしなければならなくなるのです。
病院への通院も毎日だったり、急に受診が必要になったりするので、仕事のスケジュールとの折り合いもつけなければなりません。
さらに女性は治療によるホルモンバランスの変化や負担の増加によって体も心も疲れてきます。
一方男性は、多くのケースで頻繁な通院は必要がありません。
たとえ男性が原因の不妊だったとしても、男性の通院は月に数回だったり、自宅で採精の場合は全く通院しなくて良かったりします。
心身ともに疲れ切っている女性に対し、普段通りの生活を続ける男性。
ここで女性の不満が溜まり、妊活クライシスへ陥ってしまうのです。
また、疲れている女性のイライラが男性に伝わり、男性が委縮してしまうケースもあります。
男性が委縮してしまいことでうまく射精が出来なくなり、そのせいでクライシスに陥ってしまうこともあります。
リセットした時、気持ちの差を感じてしまう
妊活している女性は、生理が来ると喪失感に襲われます。
「あぁ、また妊娠できなかった」「なんで私のところには赤ちゃん来てくれないんだろう」「私のなにがいけないの?」と悩み、自分を責めてしまいがちです。
一方男性は、生理が来たことを女性から聞いて初めて知るので、女性ほどの喪失感は無いようです。
妻の喪失感や自責の念を理解できないため、夫は妻を十分にフォローできません。
この気持ちのすれ違いも、妊活クライシスを招いてしまいます。
妊活クライシスになりたくない!
妊活クライシスが深刻になると別れを選ぶ夫婦もいます。
夫婦・家族のために妊活をするのに、そのせいで夫婦関係が悪くなっては本末転倒ですよね。
ですから、妊活クライシスに陥らない努力が必要です。
では、どのような努力が必要なのでしょうか。
先程挙げた妊活クライシスの例には共通点がありました。
それは「夫婦の意識や負担の差」です。
男性や女性で感じることや、かかる負担が違っていて、その違いがストレスになって妊活クライシスに繫がります。
ですから、この「差」に対する対処が必要です。
残念ながら、この差を埋めるのは非常に困難でしょう。
1つの出来事に思うことや感じることが違うのは女性同士でもありますし、通院の負担を男性が代わってあげることはできません。
ですから、差を「埋める」のではなく、差を「共有し、理解する」ことが大切です。
相手が今何を感じているのか、どうしたいのかというのを夫婦間で話し合い、共有して、解決方法を2人で考えるのです。
1回の話し合いで相手を理解するのは難しいですが、何度も何度も夫婦で話し合い、2人だけの解決方法を見つけることが、妊活クライシスを防ぐ一番の方法です。
まとめ
①妊活クライシスとは妊活によって訪れる夫婦関係の危機のことである。
②妊活では夫と妻には意識や負担の差が生じやすい。
③この差がストレスとなって妊活クライシスに陥る。
④妊活クライシスを防ぐには、夫婦間で意識や負担の差を共有し、理解して解決方法を2人で見つけることが大切。
愛し合って結ばれた2人ですから、妊活クライシスもきっと乗り切れます!
2人で頑張りましょう!
のびのびのんちゃん

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