不妊治療には夫の協力が必要！

あなたのパートナーは、不妊治療に協力的ですか？

不妊治療は夫婦2人で取り組むものです。
しかし、パートナーが妊活に協力的ではない、治療のことを分かってくれないなどといった悩みを持っている人もたくさんいるでしょう。

今回は、なぜ不妊治療に夫の協力が必要なのかについてお話しします。

不妊治療は必ず夫に協力してもらう

不妊治療にかかる期間は人それぞれですが、中には数年～十数年かかる人もいます。
長い治療の中で、なかなか授からないことに不安やストレスも溜まってくるでしょう。

とくに女性は身体的な負担が大きく、そのうえ精神的に感じる不安やストレスを、たった一人で乗り越えていくことは困難です。
だからこそ、パートナーの協力が大事になってきます。

不妊治療について周りに話せないことでも、夫に話すことはできますよね。

ですが、男性と女性では、赤ちゃんを授かるまでの身体的な状況や気持ちの変化に、どうしても温度差が出てしまうものです。

不妊治療は女性がメインで受けるもの、というイメージがまだまだありますが、不妊の原因には、約半分の割合で男性側に原因があるとされています。
不妊検査を夫婦で一緒に受けることで、早めに治療を始めることができるだけでなく、お互いの気持ちの温度差を埋めるためのきっかけにもなります。

男性が不妊治療に協力しないのはナゼ？

ありがたいことに私の主人は、不妊治療に協力してくれています。
病院に行くのも、サプリを飲むのも拒否することなくやってくれます。
しかし、このような男性ばかりではないですよね。

「子供が欲しいから積極的に協力したい」という考えを持っている男性は、どちらかというと少ないのではないでしょうか。

では、男性が協力してくれないのはナゼでしょうか？
それには、次のような理由が考えられます。

このほかにも、「仕事で疲れている」や、「タイミングをとるために早く帰ってくることが苦痛」などといった理由もあるでしょう。

男性は女性に比べて、治療に対してネガティブな感情を抱いている場合もあります。
また、男性側に不妊の原因がある場合、人格を否定されていると思う人もいるでしょう。
強力してくれないことにイライラを感じる前に、旦那さんの気持ちを受け止め、本音を聞くことも必要なのかもしれません。

夫婦でどう話し合えばいいの？

では、夫婦でどのように話し合えばいいのでしょうか？

まず、話し合う上で大切なことがあります。
それは、お互いを責めないということです。

責め合っていては、なかなか話が進みません。
お互いの信頼を大切にしましょう。

私たち夫婦が通っている病院では、体外受精をする際、不妊治療に関する講習を受けるシステムになっていました。
そのため、夫婦で不妊治療の流れや内容についての講習を受けに行ったんです。
直接、医師や培養士から話を聞くことで、治療について2人で理解することができました。また、これからどう治療を進めていこうかということも話し合うきっかけになったんです。

もし、あなたがこれから不妊治療を始めようと考えているなら、夫婦2人で治療内容を聞くことをおすすめします。
旦那さんが仕事で忙しいという場合は、今の年齢での妊娠率について理解してもらい、説明を受ける日だけでも優先してもらうことが大切です。
そして、どこまで治療するのか、金銭面はどうしていくのかなど、しっかり話し合ってみましょう。

夫婦で話し合うことも大切ですが、相手に対して感謝の気持ちも必要です。

不妊治療では、採精があります。
協力できることは少ないと思う男性も多いと思いますが、採精は不妊治療にとって大切な検査の一つです。

私は主人に、採精が終わったら「今回もありがとう」と伝えるようにしています。
また、普段の生活の中でも、感謝の気持ちを伝えることや、素直に謝ることを心がけています。
たった一言でも、男性は嬉しいのではないでしょうか。

まとめ

①不妊治療には夫の協力が必要不可欠。

②協力的になれない理由はさまざま。夫の気持ちを知ることも必要。

③不妊治療について2人で勉強し、話し合うことが大切。

不妊治療を進めていくと、精神的負担や身体的負担、経済的負担が大きくなっていきます。
夫婦で不妊治療について話し合うことも大切ですが、お互いの心や体のことを気遣うことも大切ですね。

「子供、子供」と頭の中がいっぱいになる前に、ぜひ気分転換をしてみてください。
心に余裕がないと、夫婦間に亀裂が入ることになることも忘れないでくださいね。
赤ちゃんを授かるには旦那さんの協力が大事です。
夫婦で協力し合い、支え合っていきましょう。